
昨日名古屋オートトレンド2010から大阪へ帰ってきた。
「現場の声」の大切さに気付く。
このプロジェクトがはじまった時から依頼主のフヂイさんに言われていた通り現場は私たち学生の考えとは違った。
デザインをするうえでマーケティングやそのターゲットになる方々の調査というのは大切だと思うがそれも想像を超えていたことを実感した。
このプロジェクトは産学共同で制作した作品だがデザインを担当した私たちに自分はデザイナーなんだという自覚がなかったことをはじめプロ意識も何にもなかった。ただただ学生としていい経験をしてるんだと思いながらメカニックのエンジニア側やユーザーとは別に自分たちで世界観を創り制作していた。
もちろんそのことも大切だがしかしこの製品を買うターゲットの世界観はほぼ確立されているものだった。
それはハチロク世代や「湾岸MIDNIGHT」などを読んでいたおじさま方でその方々が実際に今購入できるものを提案しなければならなかったものを私たちは今までの学校での課題と同じように5年10年先を考えた世界観で提案していた。
今のままでは何もデザインされていない。私たち学生が担当したというメリットもない。
このプロジェクトは空想、理想ではなくて現実なんだ。
この展示会を見に来ている人のほとんどが現実を見ていた意見だった。
フヂイさんからのもう一つのキーワードとして「SuperGT」があった。これからもモーターショーのような未来のコンセプトではないトレンドショーという今現在のカスタム的な要素のなかで新しさをデザインしなければならない。
このプロジェクトでは誰も奇麗ごとを望んではいない。
もうすぐ卒業だがここまできたら突っ走りたい。